部下の体格を娘の前で侮辱、警視処分 兵庫県警、休暇申請に「休みやがって」独り言も
部下の体格を侮辱するような発言を職場見学に来た部下の子供の前でしたなどとして、兵庫県警本部の警備部門に所属する50代の男性警視が本部長注意処分を受けたことが20日、産経新聞の情報公開請求で分かった。処分は11月29日付。警視は県警の聞き取りに行為の一部を認め、「ハラスメントへの認識不足だった。申し訳ない」と話しているという。警視の職務は現在、別の職員が代行している。 開示情報によると、部下の男性警部補の容姿を日常的に侮辱したり、8月に県警本部の職場見学に訪れた警部補の娘の前で体格を揶揄したりした。別の部下が休暇を申請した際には、「休みやがって」と自席で独り言を発したほか、電話の受話器を乱暴に置いたり、舌打ちをしたりする行為もあったという。 9月に匿名の通報があり、県警が調べていた。