「維新vs公明」初の全面対決 大阪では維新完勝 首班指名は「石破」?「野田」?
■石破首相に小泉選対委員長 自民の大物が続々応援入りするも…
自民党の大物議員も続々と応援入り。 【石破首相】「歴史を変え、国を変えるのは、常に地方である庶民大衆であります。 その中心にいるのが佐藤繁樹であります」 【小泉進次郎・自民党選対委員長】「しげき、はんげき。しげき、逆転。勝ちましょう!」
■維新・藤田幹事長が選挙戦を総括
しかし、公明党は大阪の4つの小選挙区で「全敗」。 一方の維新は19の小選挙区で全勝という結果になりました。 「維新の風」に吹かれた公明党。 一方、維新は、今回の勝利をどう見ているのか?藤田幹事長に聞きます!
■藤田幹事長「次につながる選挙区はあるものの 全体的には厳しい戦いだった」
【吉原キャスター】「日本維新の会の藤田幹事長に今後の戦略などを伺います。 今回の選挙では大阪全19区で全勝したものの、 全国的には議席が減って「野党第一党」の目標は達成できず、むしろ遠のきました。藤田さん、この受け止めはいかがですか? 」 【日本維新の会 藤田文武幹事長】「今回の選挙は本当に厳しい戦いで、私どもの至らなさ、そして期待が広がらなかったということについては、真摯に受け止めたいと思います。 一方で、これまでは大阪以外は小選挙区は相手にならないという地域がほとんどでありましたが、大阪は公明党さんのところも含めてすべて薄氷を踏む戦いでありましたが、勝ちあがらせていただき、加えて滋賀、和歌山も大接戦で数百票差で負けましたが、非常に大接戦でした。 そして広島、福岡とまだまだ発展途上の地域で1つ2つと勝ち上がれたことは、次につながるとはいえると思います。 ただ、全体的には非常に厳しい戦いだったと受け止めたいと思います」
■「全体で負けたのは 選挙の責任者である自分の責任が一番大きい」
【関西テレビ 神崎 博 報道デスク】「立憲を上回って野党第一党になるという目標があったと思うんですが、だいぶ遠のいたというか、厳しいと思いますが、その辺はいかがですか? 」 【日本維新の会 藤田文武幹事長】「ちょうど一年半前ぐらいの統一地方選挙の後は統一地方選挙で地方議員が倍増したということもあり、ご期待が膨らみました。 その時期は立憲民主党さんと並ぶ支持率、むしろ上回るということが数ヶ月ありましたし、これは実力以上の広がりだったと当時も思っていました。 やはり今回については立憲民主党さんのほうが奥深いし、実力もあったと反省し、受け止めなければいけない現実だと思います。 一方で、かなりの逆風の中でも小選挙区がいい勝負ができたところは、多くはないですけども、出てきたということは、候補者や支援者、地域の県連を非常に讃えたいと思います。 全体で負けたのは、各候補者の努力が至らなかったのではなく、私たち、采配を振った執行部、そして選挙の責任者は私でありますから、私の責任が一番大きいと感じています」 【吉原キャスター】「泉さん維新をどう見ました?」 【立憲民主党 前代表 泉健太さん】「確かに政治は局面で、ずいぶん景色が変わるなと実感しました。今回、大阪で19で全体が38ってことは半分が大阪なんですよね。 ですから、かなり地域的な偏重の傾向が出てしまったことと、それでも維新さんは国会で改革を訴えてきた政党ですから、自民党に対抗して改革が新たに進むかどうかが問われている。 我々も一緒にやれる部分、政策ごとの連携なりはしっかり強めて実現していくことをぜひやっていきたいですね」