ジープTJ型「ラングラー」の謎モデル「トレイルキャット」とは?「いかにもありそうな仮想の限定車を自分で設定しました」
右ハンドルのTJラングラーで楽しむオープンエア満喫のジープライフ
2024年9月14日~15日に山梨県のスタックランドファームオフロードコースで毎年恒例の「ジープジャンボリー」が開催されました。「三菱ジープ」を中心に、ウィリス「MB型」から現行のジープ「ラングラー」まで幅広いジープが会場に集まった中から、今回は真っ赤なTJ型ジープ「ラングラー」で参加したオーナーを紹介します。 【画像】ボンネットのスターマークはカッティングシート! オーナーが作った自分専用の限定ジープ「ラングラー トレイルキャット」を見る(13枚)
オーナーがイメージする仮想限定車「Trailcat」
ジープジャンボリーにエントリーするのは、もちろん三菱ジープだけではない。本家アメリカのジープも数多くエントリーしている。そんな中で気になったのが、この赤いTJ型「ラングラー」だ。「Trailcat」というステッカーが貼られ、ドア前には猫のシルエットのステッカー、さらに中央がブラックとなったボンネットには、多くの限定車に使用される陸軍のスターマーク。あまり聞いたことのない珍しいパッケージの限定車かと、オーナーの浮浦さんに声をかけてみると、 「じつはこれ、自分で設定した、いかにもありそうな仮想の限定車なんです。ロゴも考えて作成しました。ボンネットのブラックは塗装で、その上のスターマークはカッティングシートで再現してます」 と教えてくれた。
マニュアル車を探して2006年モデルの6速仕様を入手
ベース車両はTJラングラー最後の年となる2006年式で、浮浦さんは2008年に入手している。じつはこのクルマを入手する前は普通の乗用車に乗っていたそうで、このTJラングラーが初めてのジープなんだとか。歴代ジープの中でTJラングラーは初めて右ハンドルが販売されたモデルということもあって、日本でも根強い人気を誇っている。 「じつは前からマニュアル車が欲しくって、ずっと探してこのクルマを購入しました。TJラングラーって、それまで5速マニュアルだったんですが、2005年モデルから2年間だけ6速マニュアルなんですよね。長距離も快適だし、燃費も10km/Lくらいは走ります。なんと言ってもジープは開放感が最高ですね。冬でもオープンで走るほどオープンエアを満喫してます!」
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