20代から「タワマン賃貸」のエリート男性…快適な生活に「予想外の悩み」
20代の頃からタワマンで一人暮らしをする田中さん(30代・独身男性)に、「タワマン暮らし」の実態、住んでよかったこと・困っていることを伺いました。 【早見表】3,000万円30年返済の住宅ローン…金利差による利息分
夢のタワマン暮らしは…
田中さん(仮名/30代・独身男性)は、学生の頃から「社会人になったらタワマンに住む」ことが夢だったそうです。 「都内の湾岸エリアとか、武蔵小杉とか……、タワマンの立ち並ぶ街を歩くたびにここに住めたらな、と憧れていたんですよね。それで、2~3年働いてお金が貯まったら、タワマンに賃貸で住もうと大学生のうちに決めていました」 該当のエリアには綺麗な商業施設も充実しており、景観もよく、確かに「憧れの街」と言えそうです。 「幸い、同世代と比較して高給をもらえる職にも就けました。会社の先輩にタワマンに住んでいる方が多くて、自分が居住することにもいよいよ現実味を感じましたね。20代後半になって、ついに賃貸を始めました。 タワマンといっても、1人暮らしなら月10万円台で住むことができます。“ステータス”だけじゃなく、セキュリティや立地のよさ、なにかあったら頼れるコンシェルジュがいることなどを考えても決して高すぎる買い物ではないと思っていました」 セキュリティというと、2重、3重のオートロックシステムを採用していたり、警備員が常駐していたりする施設もまったく珍しくはありません。とはいえ2020年には都内の高級タワマンにて強盗事件も起こっているため、“絶対”はありませんが……。 そのほか、ゲストルームやスカイラウンジ、なかにはスポーツジムやプール、シアタールームなど共用施設が充実しているタワマンも多く存在します。豪華な共有施設に惹かれ、タワマン住みを決める方もいるでしょう。 田中さん、ほかに不満はあるのでしょうか。よく聞くのは、通勤時間帯のエレベーターの混雑などですが……。 「それに関しては気になっていないです。エレベーターは数が多いので、特に混むことはありません」 エレベーターが混んでいて外に出られない!という噂は都市伝説であるようです。