最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング43位。歴史的一戦で1万人超え! 首位快走で注目度アップ
明治安田生命Jリーグは2023シーズンの全日程を終えた。長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で順位ごとに紹介する。
43位:愛媛FC ホームスタジアム:ニンジニアスタジアム(収容可能人数:20919人) 平均入場者数:3674人 2023シーズンのJ3で優勝してJ2昇格を決めた愛媛FCは、1試合平均3674人の観客を動員した。 新型コロナウイルスの影響による入場制限がなかった2019シーズン、愛媛の平均観客数は3780人だった。ただ、当時J2で戦っていたことを考えると、2023シーズンの3674人は良い数字と捉えることができるだろう。 愛媛は開幕戦・いわてグルージャ盛岡戦で3961人を動員したあと、しばらくは観客数が伸びなかった。第4節・FC大阪戦では、1593人の今季最少を記録している。しかし、シーズン中盤で首位に立つと、第20節・松本山雅FC戦に4012人の観客が訪れ、シーズン初の4000人超を達成。その後もチームは首位を維持し、さらに観客数が増えていった。 第35節・FC今治戦は、クラブ史に残る歴史的なゲームになった。「伊予決戦」というだけで注目だったが、大一番に勝った上で、2位の鹿児島ユナイテッドFCが負けると優勝が決まるという状況で、1万1128人の観客がスタジアムを訪れている。大観衆に後押しされて勝利した愛媛は、ダービーで優勝を決めて、ファンに大きな喜びを与えた。
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