「現金を木の根元に置いて」警察官や検事を名乗るオレオレ詐欺 80代女性が2300万円被害
警察官や検事をかたるオレオレ詐欺が大分県内で相次いでいる中、4日新たに大分市に住む80代の女性が2300万円をだまし取られたことが分かりました。 警察によりますと9月、大分市の80代の女性の自宅電話に「通帳に暴力団が入金したお金が入っていた」などと警視庁の警察官を名乗る男から電話がありました。 その後、検事を語る男から「お金の番号を調べるので自宅の木の根元に置いてください」などと連絡がありました。話を信じた女性は9月18日と25日に合わせて2300万円を指示された場所に置きだまし取られました。 詐欺事件を報じるニュースを見て、不審に思った女性が4日、110番通報し被害が判明しました。県内では2日にも同じような手口で大分市の男性(80代)がおよそ900万円、宇佐市の男性が300万円余りをだまし取られる被害が発生しています。
大分放送