アジアカップ史上最強はいつだ!? 歴代日本代表“チーム力”ランキング7位。個の能力が不足!? 初出場国に大苦戦
AFCアジアカップカタール2023(アジア杯)が開幕し、サッカー日本代表はベトナム代表に勝利して白星スタートを切った。今回は史上最強との呼び声も高いが、最多優勝回数を誇る日本代表は、アジア杯でこれまでにどのようなインパクトを残したのか。日本代表が出場した過去10回のアジア杯の「チーム力」をランキング形式で順位ごとに紹介する。
7位:2007年 開催国:インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム アジア杯成績:4位 監督:イビチャ・オシム 2006年のワールドカップ終了後にジーコ監督が退任した日本代表は、イビチャ・オシム監督を招へいし、多くのメンバーを入れ替えた。中村俊輔、高原直泰、中澤佑二、川口能活といった頼れるベテランは残しつつも、新しいチームづくりを進め、水野晃樹や羽生直剛など、ジェフユナイテッド千葉でオシム監督が鍛えた選手たちが呼ばれている。 日本代表はカタール代表との初戦でドロースタートとなったものの、続くUAE代表戦とベトナム代表戦は勝ちきり、無事に決勝トーナメントに進んだ。しかし、決勝トーナメント1回戦でアジア杯初出場のオーストラリア代表に苦戦。PK戦の末に勝ち上がったものの、準決勝でサウジアラビア代表に負けてしまった。韓国代表との3位決定戦は0-0で、PK戦の末に4位フィニッシュとなっている。 オシム監督は、チーム全体を連動させることに長けた指揮官で、1つのプレーに多くの選手が絡むアクションで相手を揺さぶることができた。しかし、パスにこだわるあまり、個で崩しきれないシーンが目立ち、攻撃面の課題が浮き彫りになった大会でもあった。
フットボールチャンネル