<オクラ>宇梶剛士“鷲沢”、捜査のなか振り返る亡き渋谷謙人“久常”とのエピソードに「泣けた」「親子愛にも似た師弟愛」の声
反町隆史と杉野遥亮がW主演するドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD、TVerにて配信)の第8話が11月26日に放送。宇梶剛士演じる鷲沢と、10年前に殉職した渋谷謙人演じる久常とのエピソードが感涙だと注目が集まっている。(以下、ネタバレを含みます) 【動画】利己(杉野遥亮)、千寿(反町隆史)とともに実行犯に迫る ■昭和刑事と令和刑事がバディーを組み“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑む 本作は、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年、日本テレビ系)や「ジョーカー 許されざる捜査官」(2010年、フジテレビ系)などを手がけた脚本家・武藤将吾氏による完全オリジナルストーリー。反町と杉野が凸凹バディを組み、“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。 反町が人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの昭和刑事・飛鷹千寿を、杉野がクールでタイパ重視の省エネな令和刑事・不破利己を、宇梶が定年間際の昭和刑事・鷲沢泰造を、渋谷が10年前に殉職した刑事・久常未来を演じ、白石麻衣、前田旺志郎、有澤樟太郎、青木さやか、三浦リョウ太、橋本じゅん、平山祐介、中村俊介、観月ありさらが出演。主題歌はKroiの「Jewel」となっている。 ■宇梶剛士“鷲沢”、杉野遥亮“利己”とともに10年前の事件現場へ 10年前の警察官連続爆破事件を追うことになったオクラメンバーは、千寿(反町)と倫子(白石)、利己(杉野)と鷲沢(宇梶)に分かれ、それぞれ事件現場へ向かった。利己と鷲沢は、久常(渋谷)が亡くなった現場へ。利己が鷲沢に久常との関係を聞くと、ただの教育係だと言う鷲沢だったが、当時の回想シーンでは、年の離れたバディでありながらも、言いたいことが言い合える関係性が垣間見える。 現場近辺を2人で歩いていると、女性限定のフィットネスジムから出てきた制服警察官がいた。10年前にも見たと怪しんだ鷲沢が声をかけると、急に逃走。利己と追いかけバックの中身を確認すると、ジム内を撮影した盗撮映像が出てきた。また空振りだと嘆く鷲沢だったが、久常を殺害した犯人を追いかけ誤認逮捕をしてしまい、オクラに異動になったと語ると、急に倒れてしまう。 甲状腺機能低下症を患っていた鷲沢は入院し、ひとりオクラに戻った利己は、実行犯は女性だった可能性があると話す。千寿はそれに気付いていたから、今回は利己ではなく倫子と行動を共にしていたのだ。倫子が手に入れた女性限定美容室の顧客リストをオクラメンバー総出で確認することに。利己がひとり残って確認していると、鷲沢が病院を抜け出してきた。 ■宇梶剛士“鷲沢”、渋谷謙人“久常”の子どもに会いうれし涙 心配する利己に、「ここで意地張らねえで、いつ張るんだよ」と言う鷲沢。そして殉職した久常は父親になるはずだったと話し、回想シーンに。鷲沢から渡された安産のお守りを喜ぶ久常が、生まれてくる自分の子どもを孫だと思って…と話す関係性にほっこりする。しかし爆破に巻き込まれた久常は、駆けつけた鷲沢にそのお守りを妻に渡してほしいと言い「ありがとうございました」の言葉を残し息を引き取っていた。 利己はふと気づき、2人が逮捕した制服警察官が10年前の事件当時も盗撮をしていたら…と押収した盗撮映像を確認し始めた。寝落ちしてしまった利己の一方、鷲沢は久常と捜査していた頃を振り返る。当時から地道に捜査していた鷲沢に文句を言いながらも、久常はその捜査方法に付き合っていた。そして、事件当日の映像を見つけた鷲沢は大騒ぎ。しかし気が抜けたのか、そのまま意識を失ってしまった。 病院に戻った鷲沢のため、利己は亡くなった久常の妻・志保と子ども・未来人を病室に連れてきた。まるで孫の顔でも見ているかのような鷲沢に、安産のお守りのおかげで元気な子に育ったと笑顔を見せる志保。「鷲さんみたいな刑事になりたい」と言っていた久常を思い出し涙があふれる鷲沢。父親は最高の刑事だったと未来人に話し始め、笑顔を見せた。病室の扉をゆっくり閉め、捜査に戻る利己の配慮にほっこりする。 ■宇梶剛士“鷲沢”と渋谷謙人“久常”のエピソードにファン感涙 鷲沢と亡き久常のエピソードに「鷲さん×久常エピ、泣けたぁ」「鷲さんと九常のエピ、とてもよかった。お荷物扱いされるベテランの悲哀と奮闘、それを慕う若手。ベタだけど王道でいつの時代でも心を打たれる」「妻から『まるで、孫を見ているかのようね』と言われて、久常未来の妻から『これのお陰で無事に生まれました』と安産祈願のお守りを感謝される所は感動しましたね」などの声があがる。 さらに「ごめんよ!居眠り刑事そんな事情があったとは…久常さんとの年代を超えた親子愛にも似た師弟愛」「九条は死にゆく悲劇性と、鷲沢に着いていく明るさと両方持っていて魅力的ですね」「鷲さんの刑事魂、私も目頭が熱くなりました」「鷲さんの執念が実った」「鷲さんめっちゃいい人だった。疑いました」などの声もあがり、注目を集めている。 ※「三浦リョウ太」の「リョウ」の漢字は「僚」の「にんべん」を「けものへん」で表記 ◆文=ザテレビジョンドラマ部