伊藤万理華が演じる主人公・チャチャ ©︎2024「チャチャ」製作委員会

酒井麻衣監督作で、伊藤万理華が主演を務める映画『チャチャ』から主人公・チャチャが働くデザイン事務所の面々を捉えた場面写真が解禁された。 映画『チャチャ』で藤間爽子、落合モトキ、藤井隆が演じた個性豊かなキャラクター 本作は新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」を映画化する“(not) HEROINE movies”プロジェクトの第4弾公開作品。『美しい彼』シリーズで多くのファンの心をつかんだ酒井麻衣にとって、本作は7年ぶりの完全オリジナルストーリーとなる。 伊藤万理華が演じる主人公は、自分は“野良猫”と一緒だと考え、“人目を気にせず、好きなように生きる”をモットーに自由で気ままに生きるチャチャ。彼女が思いを寄せる樂（らく）を中川大志が演じるほか、チャチャが働くデザイン事務所の同僚役には個性派俳優陣が勢揃いした。 チャチャの動向が気になる凛を演じるのは、2017年にNHK連続ドラマ小説『ひよっこ』でデビューを果たし、ドラマ『マイファミリー』や『silent』などに出演し、10月期ドラマ『つづ井さん』でドラマ初主演を果たす藤間爽子。本作の加藤プロデューサーは「影の主人公とも言える凛がいる。チャチャのツッコミ役ながら、コミカルな勘違いを連発して話を展開していくという自身もツッコミどころ満載の人物である。まず凛の心の声のから始まり、本作の語り部となるキャラクターのため、声の美しさがあり、爽やかにコミカルなお芝居ができる人、と藤間爽子さんにオファーをした。ふとしたきっかけでお互いの新たな一面を知ることでだんだんとチャチャの良き理解者となり不器用な友情を育む姿をやわらかく演じてくださった」と起用理由を明かした。 メガネと個性的なファッションが特徴の大下役には、ドラマ『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』や舞台『サンソン ―ルイ16世の首を刎ねた男―』（23／白井晃演出）など幅広く活躍し、2025年放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』にも出演が決定している個性派俳優・落合モトキ。加藤プロデュサーは落合について、「大下は、フォーカスがあたっている登場シーンは少ないものの大切なキーマン。どんな作品でもさりげなく、しかし、しっかり心に引っ掛かりを残していく落合モトキさんがインパクト大に演じてくださいました」とコメントした。 また、チャチャに甘いデザイン事務所の社長を演じるのはお笑い、司会、音楽、俳優などマルチな才能を発揮し、近年ではドラマ『だが、情熱はある』『西園寺さんは家事をしない』などにも出演する藤井隆。藤井については「藤井隆さん演じる社長は、個性的なデザイン事務所の面々をまとめ、一般的な目線で評価するには勇気のいる人物であろうチャチャもフラットに受け入れる器の広さを持つ人です。お茶目でかっこよくも可愛い、誰もが推さずにいられない社長を、どうしても藤井さんにお願いしたいと思いオファーさせていただきました」とオファー理由を明かした。 今回解禁された場面写真では、自由気ままにイラストを描くチャチャ、訝しげに見つめる凛、笑顔を見せる大下といった同僚たちや個性的な社長の姿がうかがえる。そんな個性溢れる仲間たちと働く野良猫系女子・チャチャと、秘密を抱えるミステリアスな樂の予測不能な恋を描く『チャチャ』は、10月11日(金)に全国公開される。