水原容疑者の銀行詐欺容疑による起訴、出頭に古巣エンゼルスも動揺…ミナシアンGM「ノーコメント」
◆米大リーグ レッドソックス―エンゼルス(12日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイ・パーク) ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者が、米連邦検察当局に銀行詐欺容疑で訴追され、ロサンゼルス連邦地裁に出廷するという大展開をみせた一連のスキャンダルを受け、エンゼルスのミナシアンGMは12日(日本時間13日)、敵地でのレッドソックス戦を前に「ノーコメントだ」と、元職員の不祥事についてコメントを拒否した。 「私には、関係のないこと。私が心配するのは、このチームのことだけ」と同GM。水原容疑者が非合法賭博に手を染め、度重なる不正送金を行っていた時期は、エンゼルス職員だったが、「ノーコメント」を繰り返すだけだった。 エンゼルス戦を放映する米ロサンゼルス放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」で、元通訳の水原容疑者を交えて大谷をインタビューする機会も多かったエリカ・ウェストン・リポーターは「ただただ、悲しくて、言葉がみつかりません。2人の関係が、こんな風な形で終わるとは」と言葉少な。古巣エンゼルスにもショックが広がっている。
報知新聞社