【北九州記念の注目点】スピード自慢の3歳勢が古馬と初対決! 永島まなみ騎手は9歳馬とのコンビで参戦
★古馬との初対戦に挑む3歳勢 葵Sの1~3着馬が出走予定 葵Sを制したピューロマジック(牝3歳、栗東・安田翔伍厩舎)、2着のぺアポルックス(牡3歳、栗東・梅田智之厩舎)、3着のナナオ(牝3歳、栗東・小栗実厩舎)が、北九州記念に登録している。北九州記念が芝1200メートル戦になった2006年以降、3歳馬の勝利は21年ヨカヨカの1回だけだが、今年の3歳勢は、古馬との初対戦となる北九州記念で勝利を挙げることができるだろうか。ピューロマジックには松山弘平騎手、ペアポルックスには松若風馬騎手、ナナオには和田竜二騎手が騎乗する予定だ。なお、今年の北九州記念は、開催日割の変更に伴い、例年より約2カ月早い6月末の実施となる。 ★連覇を狙うジャスパークローネが参戦 永島まなみ騎手は9歳馬トゥラヴェスーラに騎乗 昨年の北九州記念を逃げ切ったジャスパークローネ(牡5歳、栗東・森秀行厩舎)が、史上初の同レース連覇を狙う。同馬は、昨年のスプリンターズSで4着以降は海外のレースを転戦しており、今回は3月のアルクォーツスプリント(UAE)11着以来の出走となる。ジャスパークローネには、昨年に続き団野大成騎手が騎乗する予定だが、今年も北九州記念を制すことができるだろうか。 また、マーメイドSで重賞初制覇を遂げた永島まなみ騎手は、北九州記念でトウラヴェスーラ(牡9歳、栗東・高橋康之厩舎)に騎乗する予定だ。JRAの平地重賞で9歳以上の馬が勝てば、史上5頭目(6回目)となるが、永島騎手はトゥラヴェスーラを勝利に導くことができるだろうか。なお、永島騎手はJRA通算100勝まであと3勝に迫っている。