男性受刑者に暴言、名古屋刑務所の看守7人を処分…うち1人を私印不正使用容疑で書類送検
名古屋刑務所(愛知県みよし市)で2022年、男性受刑者1人に暴言を吐くなどしたとして、同刑務所は6日、23~46歳の男性看守7人を戒告や訓告などの処分にした。このうち、男性看守(32)を私印不正使用容疑で名古屋地検に書類送検した。
発表によると、書類送検された男性看守は同年2月、病気で意思疎通が難しくなった受刑者に対し、日課表に押す確認印として、説明なく受刑者の指にインクをつけて日課表に押した疑い。この看守は戒告の懲戒処分を受けた。
このほか、同年1月~2月、この受刑者に暴言を吐いたなどとして、1人を訓告、2人を厳重注意、3人を注意とした。