【限定車】MVアグスタ「スーパーヴェローチェ1000セリエオロ」「LXPオリオリ」「スーパーヴェローチェ98」「ブルターレ1000RRアッセン」が一挙登場!
国内価格と発売時期が決まった!
KTMジャパンは、同社が扱うMVアグスタの限定仕様車×4モデルを国内販売すると発表した。いずれも世界限定300~500台で、価格は419万円~。導入時期は2024年4月から順次なので、手に入れたい方はお早めに。 【写真】MVアグスタが発表した垂涎の限定車×4の詳細
SUPERVELOCE 1000 SERIE ORO【世界限定300台】
2022年秋のEICMA 2022で世界初公開された4気筒版のスーパーヴェローチェが1000だ。この“セリエオロ”は、エポックメイキングなモデルの初期ロットに用意される“ゴールドシリーズ”を意味し、贅を尽くしたパーツを採用して限定生産されるものだ。 スーパーヴェローチェは3気筒800でもセリエオロが世界限定300台で生産され、日本でも345万6000円(当時)で発売された。 ──1972年に世界で初めてGPマシン「MV500」にダウンフォース目的のウイングを装着したのがMVアグスタだ。 スーパーヴェローチェ1000セリエオロの特徴は、1972年に世界で初めてGPマシン「MV500」にダウンフォース目的のウイングを採用したことにならい、半世紀の時を経てウイングを復活させたことにある。イタリアのデザインの中核ともいえる“イタリアンカーブ”=官能的な曲線を具現化したカーボン製フェアリングはレイヤー構造になっており、ダウンフォースだけでなくエンジン冷却風の流れをコントロールする。 マフラーは1994年に登場した初代F4から継承する4気筒スポーツならではのシート下4本出しとし、その中央に丸型のテールランプを配置することで5つの円が並ぶような印象に。アルミ鍛造ホイールは5角形の星型をモチーフとし、電子制御式の前後サスペンションおよびステアリングダンパーはオーリンズ製。トレリスフレームはクロームモリブデン鋼を用いる。 4気筒エンジンは鍛造チタンのバルブ16本をラジアル配置し、同じくチタン製コンロッドを備え、新たに採用した2次バランサーにより振動を54%カットしている。カムフォロワーにはDLCコーティングを施すという凝りようだ。これらにより、最高出力は208ps/13000rpm、最大トルクは11.9kg-m/11000rpmをを実現している(2022年発表値)。 ──SUPERVELOCE 1000 SERIE ORO【世界限定300台】■総排気量998cc 最高出力208ps 最高速度300km/h 乾燥重量194kg ●価格:958万円 ●日本導入時期:2024年秋予定