「完成が間に合わない」 リニューアル進む新潟駅 駅前「万代広場」の完成が1年延期の見通し 新潟市が明らかに《新潟》
リニューアルが進むJR新潟駅では、駅前の万代広場の整備工事が進められていますが、その完成が当初より1年遅れる見通しとなったことがわかりました。 新潟市によりますと、新潟駅の駅前広場となる「万代広場」は当初2026年春の完成を目指していましたが、完成時期について工事の進捗状況などから2027年春になる見通しということです。
万代広場では、現在、駅の西側のタクシープールや、一般駐車場、中央部分のイベントスペースなどの整備工事が行われていますが、工事の進捗状況などから2026年春に完成は間に合わないとして全面供用については1年後の2027年春をめざすといいます。 広場では歩行者が歩くエリアでは新潟の「川」や「潟」をモチーフとしたガラス屋根の工事が進められていますが、歩行者の動線を確保しながらの工程や、資材の調達、原材料の高騰などもあり、当初目標としていた2026年春に間に合わないことが判明。2026年春全面供用を「段階的供用」に変更するとしています。 全面供用は2027年春としていますが、利用者の利便性を優先し駅の西側のタクシープールや駅に直結するペデストリアンデッキ(エスカレーター、エレベーター、階段も)、現在の場所から移転が予定されている新潟駅前交番については2026年春に供用を予定していて、完成したところから段階的に供用するとしています。 新潟市の計画では、2026年の4月~10月に多機能トイレや、イベントスペースなどが供用され、2027年春に送迎用の一般駐車場や広場中央部の植栽エリアが完成する予定ということです。 ※画像提供:新潟市