首位通過をかけた一戦へ

大岩監督がイスラエル戦の選手選考についての考えを語った。写真：金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部／JMPA代表撮影)

　U-23日本代表は現地７月30日、パリ五輪グループステージ第３戦でU-23イスラエル代表とフランス・ナントで対戦する。 【画像】U-23日本代表のマリ戦出場15選手＆監督の採点・寸評。決勝点の山本や無失点に貢献の守護神を高評価 　すでに準々決勝進出を決めている日本にとっては、首位通過をかけた一戦。一方でグループステージ突破へ勝点３が絶対条件のイスラエルにとっては、是が非でも勝利がほしい戦いとなる。 　中２日での連戦が続くなかでU-23日本代表は、選手の疲労も考慮して、３戦目では多少のメンバー入れ替えが予想される。イスラエル戦にはどんなメンバーで臨むのか。大岩剛監督は29日に行なわれた前日練習後、前提に目ざすのは勝利だと強調しつつ、考えを述べた。 「特に何かにフォーカスするよりも勝利からの逆算をする。当然、出場停止とか、いろんなことを考えながら試合に向かわなきゃいけない。そういうことも含めて、やっぱり大事な１試合だと思うので、しっかりそういうところも含めて選手選考をしたいと思います」 　現在、ここまでの２試合でイエローカードをもらっているのは高井幸大、関根大輝、藤田譲瑠チマ、西尾隆矢の４人。今後の戦いを見据えても２枚目のカードをもらい、累積で出場停止となるのは避けたいところだ。 　指揮官は「あとは自分たちが今までもやってきたことだったり、そういうものは誰が出ても要求をしていく。消化試合だとは全く思っていないので、しっかり勝つところを逆算したい」と首位での決勝トーナメント進出を狙う。 　イスラエル戦は日本時間30日、28時キックオフ予定だ。 取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）