上空5500メートルに氷点下36℃以下の寒気…7日夜から“嵐の使者”が南下【雪と雨のシミュレーション 3時間ごと10日まで】JPCZの強雪帯 北陸を指向…平地でも警報級大雪か
9日の北陸地方には西回りで今シーズンこれまでで一番強い寒気が流れ込むでしょう。9日夜のピーク時には平地でも大雪目安の氷点下12度前後の強い寒気が流れ込む予想となっています。 この一連の寒波は12日頃までと予想され、その間、JPCZの強雪帯が南北にうねりながらも北陸地方を指向する見込みです。現時点では里雪のち山雪へと変わる予想ですが、JPCZがいつどの地域を指向するかの見極めは難しくなっています。常に最新の気象情報や交通情報を確認するようにして下さい。 ■9日10日頃に雪のピークの見込み… 西回りで寒気が流れ込むため、7日夜から8日にかけて北陸西部から次第に雪が降りやすくなり、9日~10日頃には降雪のピークとなる見込みです。 里雪も予想されるため、現時点の下層寒気予想がそのまま実況となれば、これまでと比較して平地でも格段に積雪が多くなる所がありそうです。日中も気温はほとんど上がらず凍える寒さとなり、最低気温が0度未満の冬日となる所もあるでしょう。積雪や路面の凍結には十分注意して下さい。 11日も強い寒気は居座り、風が弱まるため、引き続き平地でも局地的な降雪の強まりには注意が必要です。11日夜間から12日にかけては晴れ間の広がる所もありますが、放射冷却現象が強まり、朝は強い冷え込みとなるでしょう。水の凍結による水道管の破裂などにも十分注意して下さい。 続いて3時間ごとの大雪と雨の動きをシミュレーションで見ていきます。 ■6日 雪と雨シミュレーション(3時間ごと) ■7日 雪と雨シミュレーション(3時間ごと) ■8日 雪と雨シミュレーション(3時間ごと) ■9日 雪と雨シミュレーション(3時間ごと) ■10日 雪と雨シミュレーション (午後6時まで)
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