現在のドラえもんとしずか役の声優 大山のぶ代さんを追悼「その背中に届くように」【コメント全文】
国民的アニメ『ドラえもん』のドラえもん役などで知られる声優の大山のぶ代さんが、9月29日に老衰のため亡くなっていたことを受け、現在のドラえもん役を務める水田わさびさん、しずか役のかかずゆみさんが、所属事務所を通じてコメントを発表しました。 【画像】『太陽にほえろ!』脚本を担当 大山のぶ代さん ドラえもんだけでない多彩な才能 学校長、料理研究家など 現在のドラえもん役を務める水田さんは「突然のご逝去の報に何をどう伝えればいいかわからないくらい心が動いております。それくらい偉大な役者さんであり、とてつもなく大きなバトンを受け取りました。今も演じる中で、大山さんがマイクの前に立つ背中を思い出します。これからも何度も思い出します」と振り返り、「その背中に届くように、のび太君たちとこれからも冒険します。長い間、本当にありがとうございました」と追悼しました。 しずか役のかかずゆみさんは、「イキイキと喋り動き回る『ドラえもん』を見るのが楽しみな幼少期でした。そのお声を聞くと、こどもの頃のワクワクした気持ちを思い出します。長年愛されるキャラクターに育ててくださりありがとうございました。作品を引き継いだ1人として、次の世代にもしっかりと愛される作品作りにこれからも邁進して参ります。ご生前のご功績を偲び、謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼しました。 大山のぶ代さんは、1979年から2005年まで約26年にわたりドラえもんの声を担当していました。