地震で被害 能登ワインヌーボー 瓶詰め作業が最盛期
地震の影響で大きな被害を受けた石川県穴水町の「能登ワイン」で仕込みたての新酒「能登ワインヌーボー」の瓶詰め作業が出荷に向け最盛期を迎えています。 【写真を見る】地震で被害 能登ワインヌーボー 瓶詰め作業が最盛期 能登ワインの製造工場は、元日の地震でタンクに貯蔵してあったおよそ1万リットルのワインが流れ出るなどの被害を受けましたが、県内外から多くの励ましを受け、ことしも無事にブドウの収穫や醸造にこぎつけました。 そして、先週からは新酒の能登ワインヌーボーの瓶詰め作業が始まりました。 ■赤ワイン4000本が瓶詰め、従業員が作業に追われる この日は、赤ワイン4000本が瓶詰めされ、醸造所には豊かなワインの香りが漂っていました。 能登ワイン 大目裕司 製造係長 「率直に嬉しい気持ちですね。今年は震災があって豪雨があり、今年は特別な想いで醸造を行いました。能登の復興の一助と言いますか、それに想いを込めて瓶詰めを行っております」工場に飾られた応援のメッセージ。 支援してくれた多くの人や新酒を心待ちにしている人たちに感謝の思いをワインに込め、従業員たちは連日、作業に精を出しています。 能登ワインヌーボーは、11月16日に解禁され、県内のスーパーなどに並ぶ予定です。
北陸放送