レーム「世界記録は大きな責務」 パラ陸上有力選手が会見
【パリ共同】パリ・パラリンピックに出場する陸上の有力選手が27日、メインプレスセンターで記者会見し、男子走り幅跳び(義足・機能障害T64)のスターで、4連覇が懸かるマルクス・レーム(ドイツ)は「金メダルを取りたいし、ここで世界記録を出すことが大きな責務」と使命感を口にした。 自身が持つ世界記録は8メートル72で、パリ五輪の優勝記録を大きく上回る。「勝つことだけでなく、パラスポーツを見てもらうことが目標だ」と観衆を驚かす大ジャンプを誓った。 男子400メートル(義足T62)で東京パラ銅メダルのハンター・ウッドホール(米国)は、妻のタラがパリ五輪の女子走り幅跳びで金メダルを獲得。