【ラグビー】ニュージーランドNPCのウェリントン、マナワツで短期渡航のリーグワン選手がスコッド入り。
ニュージーランドで8月9日から10月26日まで開催される国内選手権(NPC)に臨む14チームがスコッドを発表している。ウェリントン・ライオンズとマナワツ・ターボスのスコッドには、リーグワンに所属しシーズンオフに短期で渡航した選手たちが選出された。 NZには26の地域協会があり、そのうち14協会の代表チームがNPCのシーズンを戦う。 NZ在住のプレーヤーは地域のクラブチームでプレーし、選抜されたプレーヤーは地域の代表チームであるNPCのスコッドに入る。その先にはスーパーラグビー、そして国代表であるオールブラックスへと道が続く。 昨季はトヨタヴェルブリッツのSH田村魁世らがクラブチームからNPCでのプレーを勝ち取った。 クボタスピアーズ船橋・東京ベイのPR紙森陽太とPR加藤一希は、期限付き移籍したウェリントン・ライオンズのスコッドに入った。来季リコーブラックラムズ東京に加入するTJ・ペレナラもウェリントンのスコッドに名を連ねている。 コベルコ神戸スティーラーズからマナワツ・ターボスへ派遣されたPR前田翔、SO日下太平、WTBアタアタ・モエアキオラもスコッド入り。レッドハリケーンズ大阪のPR坂本洋道も留学先のオールドボーイズ・マリストRFCでのプレーが認められ、マナワツのスコッドに選ばれた。 WTBモエアキオラは8月11日のタスマン戦に14番で先発出場する。 またオークランドのスコッドには花園近鉄ライナーズへ加入する元オールブラックスのアキラ・イオアネが入っている。 なおNPCに出場しない12の地域協会はアマチュアのハートランド・チャンピオンシップに参戦する。ノースオタゴのスコッドにはトヨタヴェルブリッツのHO加藤竜聖とCTB松山千大が選出された。 異国の地で武者修行する選手たちは、まもなく開幕するコンペティションでの試合出場とレベルアップをめざす。