姉妹都市の市長の娘の“下腹部にマイク近づける” 岐阜・美濃加茂市副議長が懇親会で
日テレNEWS NNN
♢ ♢ ♢
岐阜・美濃加茂市 永田徳男副議長（71） 「絶対にやっていません！ 私が酔っていたとしても、そういうことはやっていないと、しっかり皆さんに言える」 取材中、語気を荒らげる場面もあった岐阜県美濃加茂市の永田徳男副議長（71）。弁明をしたのは、7日に明らかになった“不適切行為”疑惑についてです。
議会事務局によると、問題の行為があったとされるのは、4月初めに姉妹都市提携35周年の記念としてオーストラリア・ダボ市の市長と妻や娘らが訪れた日のことです。歓迎会の2次会でスナックに行き、カラオケをしたといいます。
そこでマイクを持ち、英語の曲を歌っていたという永田副議長。すると、机の隙間を通り抜けて、ダボ市長の娘の下腹部付近に持っていたマイクを近づけたということです。 市がこの行為について関係者らに聞き取りをすすめる中、さらに4月中旬、市のホームページに「不適切な行為」として投書があったということです。 この時、動画が撮影されていて、市は当時の状況を確認。“セクハラ”ととられてもおかしくない行為だったといいますが… 岐阜・美濃加茂市 永田徳男副議長（71） 「本当に青天の霹靂（へきれき）であります。しっかり自分としては盛り上げたつもりのカラオケでした。私としてはよろけたと思う。こうなったところが、テーブルを挟んでではありますが、（動画では）女性の方が座っている前に、マイクを差し出してしまったように映ってた」
しかし… 岐阜・美濃加茂市 藤井浩人市長 「動画を見れば一目瞭然じゃないか。これは不適切極まりない。（娘たちは）ちょっと動揺、困惑されていたかなというリアクションでした。ハラスメントは被害者からの声がなくても、声が出せないという環境や状況が十分にある」 ダボ市側から抗議などはありませんでしたが、動画を確認し謝罪が必要と判断。市長に対しおわびのメールを送りましたが、2週間たったいまも返事はないということです。 市議会は動画を公開することも含め、今回の行為について、9日に協議するとしています。
