「チームの目標は日本一」43歳左腕が始めた新たな挑戦 ソフトバンク和田毅、リリーフ登板で1回無失点「もっといいパフォーマンスを」
◆ソフトバンク2-0西武(25日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクの和田毅投手(43)が6回、中継ぎとして登板した。「カーター(スチュワート)がいい投球している中でのピッチングだったので何とか(試合を)壊さないようにという気持ちで投げた」と、1イニングを無失点に抑えた。 ■尻もちスロー!鷹のジーターが魅せた【写真複数】 1点リードの場面で登板した。「先頭(打者)は緊張した」と、長谷川信哉を四球で出すも、この打席で最速146キロを計測。その後は内野ゴロ2つと外野フライに打ち取って無失点で切り抜けた。ベテラン左腕は「空振りが取れれば自分のもっと良い状態になってくると思う。もっともっといいパフォーマンスを出せるようにがんばりたい」と振り返った。 中継ぎの配置転換は、9月上旬に小久保監督や倉野信次投手コーチが福岡県筑後市のファーム施設に訪れた際に話し合ったという。左ひざの状態が悪く、先発での調整に時間がかかっていた。そんな中、松本裕樹や藤井皓哉といった主力の中継ぎ陣が相次いで離脱していく状況を見て、「今、チームの戦力になるには中継ぎ」という思いがあり、意見が一致した。「チームの目標は日本一なので。監督もおっしゃってましたけど、全員が同じ方向を向くことが大事。少しでもチームに貢献できるなら貢献したい」と、選択に迷いはなかった。 倉野コーチは「まだ70~80(点)くらいの投球だったと思う。もう一段階上がると思うのでそれを見たい」と評価する。「この年で言うのもあれですけど、良い経験ができたなと思います」と和田。ベテラン左腕の新たな挑戦が始まった。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 【おすすめ記事 優勝特集】 女性関係の不祥事で大批判…山川穂高を支えた妻の一言、小久保監督の長男&長女が父に贈る言葉、秋山幸二さんが語る小久保采配など西スポWEB OTTO!が総力取材したとっておき優勝記事がたっぷりです。 ▼下記の関連記事から▼
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