83年以来2度目の紅白「THE ALFEE」 41年ぶりは最長ブランク 選出理由は?CPが語る狙い
大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・30)の出場歌手が19日、発表された。ロックバンド「THE ALFEE」が1983年以来、41年ぶり2回目の出場となった。ブランクとしては過去最長となった。 【写真】<紅白歌合戦出場歌手発表>ポーズをとる初出場の歌手(撮影・郡司 修) 今年8月、デビュー50周年の節目を迎えた「THE ALFEE」。桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦によるバンドで、83年の前回出場当時は「ALFEE」だった。 紅白再出演にかかるまでの期間として、41年は“最長ブランク”。83年には「メリーアン」を歌唱していた。 今年のテーマは「あなたへの歌」。さまざまな年代や性別の視聴者に届くアーティストを選定し、復活組が多く見られた。GLAYも1999年以来25年ぶり4回目。ほかにイルカが92年以来、32年ぶり2回目の出場となった。 制作統括の大塚信広チーフプロデューサー(CP)は取材に応じ、復活組の起用について「選考させていただいた基準は(例年)変わっていない」とした上で、「“周年”ということでライブ活動などが顕著というところで選ばせていただいた」と説明した。 また「最近は、若い方が昔の名曲をよく聞く傾向にあると聞きますので、私としては、紅白は“全世代に聞いていただきたい”という思いもあり、選出させていただいた」と思いを込めた。