岡田阪神、惜敗で後がなくなった… 先発の才木が5イニング1失点も救援陣が2失点
◇１２日 「２０２４ ＪＥＲＡ クライマックスシリーズ セ」ファーストステージ第１戦 ＤｅＮＡ３―１阪神（甲子園） 阪神は後がなくなった。 先発の才木が３回に先制点を奪われ、５イニング１失点で降板。６回から継投に入り、切り札の左腕・桐敷を投入した。７回、２イニング目となった桐敷は１死から牧、佐野の２、３番に連打を浴びた。一、三塁のピンチとなり、ベンチは３番手で右腕・石井を投入。しかし４番オースティンに２点二塁打を打たれた。 打線はＤｅＮＡ投手陣の前に７回まで森下の２本、梅野の１本の計３安打。チャンスらしいチャンスもなかった。 ８回に８番・木浪の四球、１番・近本の安打で１死一、二塁とチャンスをつくると、４万２６４２人の満員となったスタンドは初めて大きな盛り上がりを見せた。しかし２番・中野は二ゴロ、３番・森下は見逃し三振。無得点に終わった。 今季限りで退任する岡田監督は、ベンチから戦況見つめ、大きなアクションをする場面も見られなかった。前日にファーストステージ突破のポイントとして挙げた「第１戦」は完敗。１３日の第２戦も敗れれば終戦となり、そこで岡田阪神の２年間が終わる。
中日スポーツ
