知床観光船事故の運航会社社長が保釈
知床半島沖で観光船が沈没した事故で、業務上過失致死の罪で起訴された船の運航会社の社長が11日、1千万円の保釈金を納めて釧路刑務支所から保釈されました。 11日午後に保釈されたのは「知床遊覧船」の社長桂田精一被告(61)です。桂田被告は、おととし4月に小型観光船カズワンが沈没した事故で、船の運行管理者として安全確保を怠って26人を死亡させた業務上過失致死の疑いで先月18日に逮捕され、おととい起訴されました。 桂田被告の弁護士の保釈請求を、10日に釧路簡易裁判所が認め、これに対して釧路地検は準抗告しましたが釧路地裁が棄却しました。