明日20日の朝 大阪で2℃ 奈良で0℃など近畿地方は底冷えに 路面凍結などに注意
近畿地方では、明日20日(金)の朝は内陸部や山沿いを中心に氷点下の冷え込みになる所もあるでしょう。21日(土)の午後は雨が降り、22日(日)から24日(火)にかけては、北部や山沿いを中心に雪が降る所がある見込みです。
明日20日(金) 朝は冷え込みに注意 日中は晴れ間の出る所が多い
明日20日(金)は高気圧に覆われるため、近畿地方の中部と南部では、多少雲の広がる時があるくらいで、晴れる所が多いでしょう。 北部では、午前中は雨の降る所もありますが、大きく崩れることはなく、日中は日差しの出る所もありそうです。 朝は冷え込み、山沿いではマイナス5℃近くまで下がる所もあるため、路面の凍結に注意が必要です。
週間天気 22日(日)から24日(火)にかけて北部中心に雪 25日(水)のクリスマスは晴れる所が多い
21日(土)は次第に雲が広がり、午後は雨が降るでしょう。 その後は寒気が流れ込み、22日(日)から24日(火)は北部を中心に雪や雨の降る所があるでしょう。山沿いを中心に、雪の量が多くなる恐れがあるため、今後の情報に注意が必要です。 25日(水)は、北部も含めて広く晴れる見込みです。 朝は、霜が降りるくらいまで冷える日が多いでしょう。 昼間も、22日から23日にかけては、5℃くらいまでしか上がらない日があるなど、空気が冷たく感じられそうです。
路面の凍結に注意
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。 (1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。 (2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。 (3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。 (4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
日本気象協会 関西支社 木村 司