G7首脳テレビ会議 岸田首相がことしの議長国の立場を締めくくる
岸田首相は6日夜、G7(=主要7か国)の首脳らとテレビ会議を行い、ウクライナや中東情勢、生成AIなどについて議論しました。 会議の冒頭にはウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、各国首脳はG7によるウクライナへの連帯は揺るがないこと、引き続き対ロシア制裁とウクライナ支援を強力に推進していくことで一致しました。 また中東情勢を巡っては、事態の沈静化や人々への支援を、引き続きG7が主導していくことを確認しました。 一方、G7各国はことし5月、生成AIの国際的なルール作りを進める取り組み「広島AIプロセス」を立ち上げ、議論を進めてきました。 その結果、各国は今月1日に、「包括的政策枠組み」について合意しましたが、岸田首相はこれがAIについて世界で初めて関係者が順守すべきルールを包括的に定めた画期的なものだと強調しました。 岸田首相は今回の会合で、ことしの議長国としての立場を締めくくりました。 来年の議長国は、イタリアが務めます。 写真:内閣広報室提供