西日本短大附、金足農を後押しする手拍子応援に屈せず、14年ぶりの初戦突破
<第106回全国高校野球選手権大会:金足農4ー6西日本短大附>◇9日◇1回戦◇甲子園 【一覧】2024年夏甲子園出場全49校の勝ち上がり 西日本短大附(福岡)が金足農(秋田)に6対4で勝利し、2010年以来、14年ぶりの初戦突破を決めた。 8回終わって6対0と大きくリード。しかし金足農の応援「Gフレア」に乗って、アルプスだけではなく、内野席全体が手拍子で応援を始めた。その勢いに乗るように金足農は4点を返す。 西日本短大附の選手たちは応援の凄さを実感していた。ライトの斉藤 大将外野手(2年)は「近くが金足農がアルプスだったので、その大きさを実感しました」と驚き、ショートの井上 蓮音内野手(2年)は「ブラスバンドの応援とは全く違います…本当に凄かったです。だから仲間たちとは、ジェスチャーで指示や、『上!上!』といって気分を下げないようにこころがけました」と9回の状況を振り返る。 最後はエース・村上 太一投手(3年)が140球完投勝利。井上は「さすが村上さんは頼もしいな」とエースを称えていた。