やっと出た! 阪神が佐藤輝明の約1カ月半ぶりとなる再昇格後初タイムリーで先制!「ホームランにならずに悔しい気持ちも…」
(セ・リーグ、阪神-中日、11回戦、26日、甲子園)阪神が佐藤輝明内野手(25)の久々の適時打で先制に成功した。 【写真】練習後、子供たちにサインする佐藤輝明 四回2死から前川が右前打を放って出塁すると、続く佐藤輝のバットがついに火を噴いた。涌井の初球、120キロの変化球を強振。高々と甲子園の夜空へ舞い上がった白球は、右翼・板山の懸命のジャンプも届かず、フェンス上部に直撃。ボールがグラウンドへ跳ね返る間に前川が生還し、佐藤輝も三塁を陥れた。 「打ったのはカーブかな。打った感触が良かったので、ホームランにならずに悔しい気持ちもありますが、緊迫した試合展開の中で先に点を取ることができてよかったです」 試合前時点で自己ワーストを更新する「100打席連続アーチなし」となっていた佐藤輝。飛距離がわずかに足らずに柵越えを逃し、三塁上でも悔しそうな表情を見せた。それでも5月11日のDeNA戦(横浜)以来、約1カ月半ぶりのタイムリーで、6月7日の1軍再昇格から44打席目でようやくの打点をマーク。チームにも貴重な先制点をもたらした。