巨人12回に横川凱投入 6人無失点リレー締めた 阿部監督「大きな自信になったと思う」
◆JERA セ・リーグ 広島0―0巨人=延長12回=(19日・マツダスタジアム) 無失点リレーの最後を締めたのは横川だった。両軍無得点の延長12回2死一塁。「走者のリードが大きかったのでいけるかなと」と、2球連続でけん制して一塁走者・羽月を誘い出し、二塁でタッチアウト(記録は盗塁死)。緊迫した場面で1回1安打無失点と仕事を果たし、2戦連続無失点とした。 先発・戸郷を含む5投手が無失点でつなぎ、6番手で最終回のマウンドへ。今季初登板だった17日・阪神戦は先頭から制球が乱れたが、今回は打者3人いずれも初球ストライクから入り、修正力を見せた。「任されたイニングをしっかり抑えることだけでした」と汗をぬぐった。 大勢、バルドナードを投げさせず、左腕を送り出した阿部監督は「これが大きな自信になったと思います」と、うなずいた。14日の今季初昇格後は先発ではなく救援でスタートしているが、貴重な経験になっている。「前回ちょっと崩れてしまっていたので、落ち着いて、継続してやっていきたいです」と前を向いた。
報知新聞社