米30年物住宅ローン金利、２週連続で大幅上昇－８月初旬以来の高水準
（ブルームバーグ）： 米住宅ローン金利は先週、前週に続き大幅に上昇し、８月初旬以来の高水準となった。一方で住宅購入に向けたローン申請と、借り換えの動きは共に大きく鈍化した。
全米抵当貸付銀行協会（ＭＢＡ）の16日発表によると、30年物固定住宅ローンの契約金利は11日終了週に16ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇して6.52％。前週と合わせると上昇幅は38ｂｐで、2023年２月からの比較可能な期間で最も大きな伸びとなった。
15年物固定住宅ローンの契約金利は23ｂｐ上昇して5.94％。上昇幅は５月以来最大となった。
米国債利回りに連動する住宅ローン金利はここ最近上昇傾向にある。力強い雇用の伸びと根強いインフレがデータで示され、市場では金融当局が積極利下げに動くとの見方が後退している。
住宅購入に向けた住宅ローン申請指数は7.2％低下と、２月半ば以降で最大の下げ。借り換えの指数は26％余り下げ、１週間の低下幅としては2020年３月以来最大となった。
原題：US Mortgage Rates Climb to 6.52%, Highest Since Early August（抜粋）
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Molly Smith
