来場を呼びかける「ママボラむなかた」代表の米倉仁美さん

　「ままトこフェスタ」が11月4日、グローバルアリーナ（宗像市吉武）で初開催される。主催は、子育て団体「ママボラむなかた」。（宗像経済新聞） 　同イベントを主催する子育て支援団体「ママボラむなかた」が今年4月に「親子の居場所」としてオープンした施設「ままトこ」のPR、行政・民間の子育て支援情報のPRを目的に企画した。当日は、約40店が出店するマルシェ、歌やシャボン玉のステージパフォーマンスを展開する。 　同団体代表の米倉仁美さんは「今年7月のクラウドファンディング支援により毎週金曜『ままトこ』を利用無料で運営している。毎週平均10組の親子が集まり、おしゃべりの中で必要な情報交換が行われ、自然な助け合いの輪ができている。この場所の必要性をより多くの人に知ってもらいたい」と話す。 　武道場が会場のマルシェは、「ママもHAPPY 子どももHAPPY」をキーワードに、飲食物や雑貨などの販売、子ども向けワークショップ、母親向けボディーケア、乳がん検診啓発などを行う。武道場前にはキッチンカー7台が出店するほか、武道場裏では、スポーツクラブの体験ブース、環境リサイクルブースを設置する。 　パフォーマンス会場は、芝生広場と「ショップ楡（にれ）の森」のウッドデッキスペース。「歌のお姉さん『まいまいちゃん』」、「シャボン玉師『しゃーぼんぼん』」さん、アイリッシュ系音楽ユニット「森和田」さんの3組が出演する。 　イベント当日、「ままトこ」は「赤ちゃん休憩所」として開放し、乳幼児が運動できるスペースや無料ウオーターサーバー、授乳スペースなどを用意する。米倉さんは「小さな子連れの外出は不安に思うことがたくさんあるが、安心して来場いただけたら」と話す。「親と子が心身の健康を両立させるためには、孤立して子育てしないことが大切。イベントをきっかけに、子育て支援や子育て共助の仕組みを多くの人に知ってもらえたら」とも。 　開催時間は10時30分～15時。入場無料。