ユニクロ旗艦店「新宿本店」25日開店 日清食品とコラボTシャツ 欧米向け商品を逆輸入
カジュアル衣料品大手「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは25日、家電量販店大手のビックカメラとのコラボで話題となり、2022年に閉店した「ビックロ」の跡地に、最新商品の発信拠点と位置付けるグローバル旗艦店「ユニクロ新宿本店」を開店する。23日はメディア向けの内覧会が行われ、同社の遠藤真廣・グループ執行役員は「世界一の売り上げを誇る店舗を目指す。だからこそ本店と名付けた」と話した。 同店は現在営業中の新宿西口店、新宿高島屋店、新宿東南口フラッグス店、新宿三丁目店に続く、新宿エリア５店舗目にして最大規模の店舗。売り場面積は約1200坪でレジは国内最多となる54台を設置。日本国内では取り扱っていない欧米向け商品を逆輸入して特別に発売するほか、日清食品など新宿を代表する8社とコラボしたＴシャツを限定販売する。 グローバル旗艦店は国内では4店舗目となる。閉店時間は午後10時で新宿のホテルに宿泊する外国人観光客が夕食後の買い物を楽しむインバウンド需要も見込む。店舗デザインを担当したクリエーティブディレクターの佐藤可士和氏は「店舗自体が最大のメディア。商品の展示方法にも力を入れた。ここから新しい未来を創っていく」と語った。
