【新潟記念・コメントのツボ】レッドラディエンスは戸崎圭に全幅の信頼「心強い」 ライトバック「道悪になっても…」
[GⅢ新潟記念=2024年9月1日(日曜)3歳上、新潟競馬場・芝外2000メートル] <美浦トレセン>七夕賞ではレッドラディエンスを捕らえられなかったキングズパレス。追い切りの手綱を取った松岡は「先週しっかり追って今週は下ろした時からピリッとして集中できていた。いい動きだったし精神面にプラスの要素が出てきた。七夕賞は不慣れな速いペースがいい経験になった。今回はハンデ差もあるし得意の左回り。チャンスはあると思っている」とリベンジを狙う。 目黒記念8着以来となるバラジは「状態はいいし、順調に来ている。自分の競馬ができれば昨年(5着)以上があってもいいのでは」と鹿戸調教師は前進を期待する。 <栗東トレセン>昨年のノッキングポイントに続く3歳馬Vを狙うライトバック。「早い段階から新潟記念を目標にしてきました」と茶木調教師。「精神面は相変わらずですが、キ甲も抜けて春よりも格好のいい馬体になっています。古馬相手に走ることで得る経験は大きいと思いますし、パワーもあってハンデも軽いので道悪になっても大丈夫」と自信をにじませた。 サマー2000シリーズ最終戦の当レース。第1戦・七夕賞覇者レッドラディエンスが勝てば文句なしのチャンピオンだ。「疲労感もなくスムーズに調整できています」と大江助手。戸崎圭とのコンビ継続に「何もリクエストすることなく、心強い」と全幅の信頼を寄せ「サマーチャンピオンになって、今後の選択肢を広めていきたい」とV宣言で締めた。 友道厩舎からはセレシオンも有力候補として出走する。「このコースは忙しい展開にならないので合っています。レースに対して集中できるようになってきていますし、まだ伸びシロはある。もっと活躍できる馬です」と同助手は素材の良さを強調する。 前走のマーメイドSで重賞勝ちを果たしたアリスヴェリテ。「減っていた馬体がどんどん増えているんですよね。競り合うような馬もいないですし、今回も鞍上のさじ加減ひとつ」と柴田助手は再度の逃げ切りを期待する。 エーデルブルーメは「ワンターンの2000メートルならより脚をためやすく、もっと切れそうなイメージ」と福永調教師。
東スポ競馬編集部