仏テーマパークに『NARUTO』専門エリアが2026年春にオープン
フランスのテーマパーク・Parc Spirou Provence(スピループロヴァンス公園)に2026年春、岸本斉史さんによる漫画『NARUTO -ナルト-』に特化したエリアが開設される。 【画像】火影岩も再現? 『NARUTO』専門エリアの想像図を見る 規模は1.5ヘクタールで、『NARUTO -ナルト-』に関連したアトラクションなどが設置される。 エリアの想像図にはジェットコースターと見られるレーンや、『NARUTO-ナルト-』の作中に登場する木ノ葉隠れの里の象徴である火影岩が確認できる。詳細が今後発表を予定している。
バンド・デシネ『スピルーとファンタジオ』のテーマパーク「Parc Spirou Provence」
スピループロヴァンス公園は、フランスの漫画であるバンド・デシネの人気作品『スピルーとファンタジオ』の世界観を再現したテーマパーク。2018年にフランス南部の都市・アヴィニョン近郊に開園した。 ジェットコースターや観覧車といった25個のアトラクションが楽しめ、開園以来150万人以上が訪れている。2024年には近隣のウォーターパーク「WAVE ISLAND」を買収した。 2026年春にオープンする『NARUTO -ナルト-』エリアは、漫画を発行する集英社やTVアニメを手がけるスタジオぴえろ、放送局のテレビ東京などと2020年ごろから取り組んできた肝いりの企画として準備が進められている。 スピループロヴァンス公園の公式サイトによれば、本エリアで「来場者は散策し、景色を楽しみ、日本の名物を味わい、お土産を持ち帰ることができる」とのこと。 先行して、『NARUTO-ナルト-』に設置されるジェットコースターの映像も公開されている。
フランスにおける累計発行部数が3000万部を超える『NARUTO -ナルト-』
『NARUTO -ナルト-』は全世界での累計発行部数が2億5000万部を超える大ヒット漫画。 落ちこぼれの忍者・うずまきナルトが、忍者たちの頂点の一角である火影を目指し、大きく成長していく姿を描いた。 国外でも人気があり、特にフランスでは2002年の上陸以来、発行部数が3000万部を超えるヒットを記録している。 TVアニメも2006年以来、全720話が放送。フランス最大級の配信プラットフォーム・ADNでの再生回数は3200万回を超えている(2020年~2022年にかけての数字)。
KAI-YOU編集部