NON STYLEの石田明、“相方イジりの迷い”の過去を告白 払拭のきっかけは浜田雅功「あれがなかったら」
『これ余談なんですけど…』出演で相方・井上裕介にも言及
2008年M-1王者・NON STYLEの石田明が27日、ABC系バラエティー『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。「言いたくないけど」と前置きしつつ、自身の人気について、相方・井上裕介による影響に触れた。 【写真】「ちなみに、嫁もこの時はコスプレ中」…ノンスタ井上が公開した年下妻との2ショット M-1優勝でブレイクしたのは井上という考えを明かした石田。「俺はテレビ恐怖症になって。『つらい』ってなってた」と告白。本来ボケのはずが、「ツッコミをやらされることが増えてん、どの現場でも。みんなが『井上がボケや』と思って」と当時を回想した。 「(自分は)井上の取扱説明書みたいになって。”井上はこう扱ったらいいんや”みたいになって、その後、ようわからんアイドルが井上に対して”きも~い”って言ったのが使われるようになって。オレ、気の利いたこと言ってんのに、その前に」 このようにぼやくと、MCのかまいたちは「めっちゃリアルな話」と声をそろえた。石田は「ってなったら、『俺、もういらんねや』と。最初に井上をいじるボケいくつかやって、ツッコミやって、あとはずっと黙っとくみたいな。『どうせ使われへんし』みたいな腐り方しとった」と打ち明けた。 そして、「ホンマにこんなこと言いたくないねんけど」と切り出すと、「マジで井上の事故(2016年の当て逃げ事故。不起訴処分)のおかげで俺売れてんねや」と発言。井上が活動休止したことを念頭にかまいたちが笑うと、石田は「(当時は)ツイッター(現X)やけど。フォロワー数が20万人ぐらいしかおれへんかった。その事故から1年で120万までいった」と説明した。 かまいたちの濱家隆一から「何が事故のおかげなんですか?」と質問されると、石田は「SNSは井上担当やと思ってたんや、基本的に。だから俺ほぼノータッチやった。『やっぱり自分でもちゃんとおもろいこと発信しよう』とか、いろいろ初めて向き合ったというか」と相方の活動自粛で目覚めたとした。「ってなったら、すげえ(フォロワー数が)伸びて、バズって。毎日バズるみたいな時期が来て。それからかな」と語った。 単独での活動を余儀なくされた直後については、「(振る舞いなどは)めっちゃ揺れてて、『どうしたらいいんやろう』みたいな。分かれへんやん。どうしていいか、出方が」と振り返った。そのとき、ダウンタウン・浜田雅功の番組が、騒動後の一発目だったという。 「どうしようと思って。スタジオ行って、呼ばれて。浜田さんおらへんで。普通にディレクターが呼んで。『石田さんで~す』『よろしくお願いします』ってやってたときに。普段ここで浜田さん出てこうへんのに、浜田さんが俺にバーンぶつかって、走って逃げてってんやんか。ほんで『お~い!』って言ったら、バコーン(って)ウケて」と先輩の”いじり”で爆笑が起きたという。 石田は「その瞬間に『あっ、俺、こっちでいってええんやな』って。そこで開けて、『分かりました。浜田さんがこういう答えを出したんやったら、俺は一生、いじり続けます』ってなって」と言い、「あれがなかったら、俺はもしかしたら(相方いじりから)手引いてたかもしれん」とコメント。聞き入っていた濱家は「ちゃんと話してくれた」と感想を口にした。
ENCOUNT編集部