オリックス・岸田監督が“初采配” フェニックスLのDeNA戦で2軍監督代行として「緊張しました」
オリックスの岸田監督が20日、みやざきフェニックス・リーグのDeNA戦（SOKKEN）で2軍監督代行として初指揮を執った。サインや選手交代はコーチ陣に任せ見ることに専念。43歳の“新米監督”は来季の本番に備え「勉強の秋」とすることを強調した。 「緊張しました。ここから徐々に勉強して。本当にチームに必要な作戦が機能するように、見ていかないと。今、僕がむちゃくちゃやったら遊びじゃないんで。僕の練習のためだけの試合じゃない」 投手コーチ出身で、作戦面に携わった経験はなく、サインを出したこともない。「やらなあかんですね。ちゃんと鏡を見て。タイミングとか」と苦笑い。一方、“本職”では9回に登板し最速158キロをマークした小野を「凄かった。本当に」と絶賛。戦力の見極めにも余念がなかった。（山添 晴治）
