タイグ・オシェア騎手が美浦で調教に騎乗 「結果を出していきたい」と〝即戦力〟として猛アピール
UAEリーディング通算12回を数える名手で、27日から短期免許で日本で騎乗するタイグ・オシェア騎手(42)=アイルランド出身=が24日、美浦トレセンを訪れ、調教に参加した。 半袖のシャツ姿で登場した中東の腕達者はプライベートも含めて今回が初来日。「日本の馬が世界中で活躍するのをみて、日本を意識するようになった。実際に来てみて、競馬も街も全てが組織立てられていてきれい。驚いてます」と感想を述べつつ、「R・ムーアやT・マーカンド、F・ベリー、O・マーフィーらと話をしたら、全員からチャンスがあるなら絶対日本に行った方がいいといわれた。私自身はジャパンCを勝ちたいし、そのためにも結果を出していきたい」と〝即戦力〟として自身を猛アピールした。 28日のスイートピーSで騎乗予定のベストミーエヴァーは追い切り(Wコース5ハロン66秒2)で感触を確かめ、「(併走馬と)馬体を併せたところで行きたがったが、そのあとはリズム良く走れていた。フィーリングはいいよ」とさっそくのメイン奪取へ意欲をみせた。今年のドバイワールドC(ローレルリバー)、ゴールデンシャヒーン(タズ)で日本馬に立ちはだかったその手腕に注目だ。