福岡空港、国内線北乗降場1月新設 駐車場の有料予約サービスも
福岡空港を運営する福岡国際空港会社(FIAC)は、国内線旅客ターミナル北側に「国内線北乗降場」を2025年1月15日に新設するとともに、国内線立体駐車場の有料予約サービスを始める。 【画像】3月に全面開業する国際線ターミナル 国内線ターミナル北側は現在、降車場のみで乗車場がなかった。このため、国内線立体駐車場1 階に10台が利用できる国内線北乗降場を新設。南北両側で乗降できるようにする。料金は入場から10分までは無料で、10分超から20分までが500円、20分経過すると10分ごとに250円を加算する。精算は出口での現金精算のみ。 国内線立体駐車場の予約サービスは1月15日に開始し、翌16日以降の予約を受け付ける。駐車場に 予約専用入口を設け、事前予約した車両が確実でスムーズに利用できるようにするという。 予約料金は1件1000円(税込)で、出場予定日の60日前から予約を受け付ける。年末年始と春季、ゴールデンウイーク、夏季は、各期間最終日の60日前から一斉に受付を始める。キャンセル料は利用開始日の8日前まで無料で、7日前から2日前が予約料金の50%、前日または当日は予約料金の100%となる。 また、駐車場北出口から博多方面への道路に直結させるほか、南入口の供用を開始。南北2カ所の入口から利用できるようにする。これにより、歩行者の国内線ターミナルから駐車場までの動線が変更になる。 高速バスやタクシーなど二次交通の乗り場を一部移設し、国内線ターミナル1階北側の出入口E・F・Gを閉鎖する。
Tadayuki YOSHIKAWA