【写真：Getty Images】

　イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、アトレティコ・マドリードからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得したと発表した。今夏移籍市場で積極的な動きを見せて同選手を獲得したクラブに対して、英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間22日に厳しい評価を下していた。　 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　フェリックスは22-23シーズン後半に、チェルシーにレンタル移籍で加入。公式戦20試合に出場して4ゴールを記録していた。しかし、前任監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏が獲得を希望しなかっため、レンタル移籍期間満了で退団している。その後、昨季はバルセロナにレンタル移籍すると、公式戦44試合出場10ゴール6アシストを記録し、同クラブでのプレー継続を希望していたものの叶わずアトレティコに帰還していた。 　クラブの発表によると契約期間は2031年6月30日までの7年契約となっており、英メディア『Sky Sports』によると移籍金は4630万ポンド（約87億円）になる見込みだと伝えられている。 　同メディアは、多くのビッグクラブを渡り歩いてきた同選手の獲得について、「失敗しそうなフェリックスの移籍について」と題して、「彼のパフォーマンスが根本的に問題なのは明らかだ。実際、よく考えてみると、チェルシーやその監督やコーチのようなレベルの人間が、この少年がプレミアリーグの驚異的な存在になれると信じているのは恐ろしいことだ」と、移籍に批判的であり、「恐ろしい決断だ」と獲得を決めたチェルシーに辛辣な評価を下していた。