メゾン マルジェラが24年アーティザナルを展示、コレクションを多角的に考察
「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」が、2024年「アーティザナル」コレクションを多角的に展示する「アーティザナル エキシビション 2024 東京」を開催する。場所は「メゾン マルジェラ トウキョウ」の上階で、会期は11月2日から24日まで。10月22日18時から公式サイトで予約受付を開始する。 【写真】「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」の2024年「アーティザナル」コレクション
同展は、クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノ(John Galliano)が考案。2024年2月に、パリの本社で関係者のみに開催したものをさらに拡張する。発案の初期段階からインスピレーションとなったものから、実験的なテクニックの使われ方、ルックを通して語られるストーリーまで、同コレクションを多角的に考察する。ジョン・ガリアーノが同展のために録音したオーディオガイドも用意し、コレクションの背景や物語、技術的なディテールなど、これまでにない角度から没入できる体験を提供する。 同展では、ショーで発表されたオリジナルルックから25点を展示。メゾンが開発した、複雑なレースを劣化させ繋ぎ合わせる「レトログレーディング」と、「シームレース」のテクニックを用いたルックや、コレクションの中心となった3種のコルセット、エッセル、チューリップ、シンチャーなどをラインナップする。 また公開に先駆け、10月18日から11月24日まで、「メゾン マルジェラ オモテサンドウ」のウィンドウでショーのルックを展示。ドーバーストリートマーケットギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)では、10月26日から11月24日までの期間、漫画「ブリーチ(BLEACH)」の作者・久保帯人の描き下ろしキャラクターを含めたルック4体の展示や、久保が手掛けた同コレクションのシーンを表現したウィンドウインスタレーションを行う。3階の特設「メゾン マルジェラ ブックストア」では、ジョン・ガリアーノが同コレクション制作にあたり着想を得た本を紹介する。