浜当目トンネル地層の脆弱な部分がすべり面となり崩落か 原因究明と対策が必要で開通のめど立たず 静岡・焼津市
斜面崩落により通行止めが続く静岡県焼津市の浜当目トンネルについて、静岡県は脆弱(ぜいじゃく)な地質がすべり面となった可能性があるとの見方を示しました。 県道静岡焼津線の浜当目トンネルは、7月に発生した大崩海岸の斜面崩落の影響で現在も通行止めが続いています。 開通に向けた24日の対策検討会で、静岡県はこれまでの調査結果を説明。 崩落部分のボーリング調査から地層の脆弱な部分がすべり面となり、雨などの影響で崩落した可能性があるとの見方を示しました。 焼津市はトンネルの早期開通を求めていますが、県は原因究明と対策の必要性があるといい、開通のめどは立っていません。