（写真：群馬テレビ）

みなかみ町の棚田で稲刈りが行われ、首都圏から訪れた親子連れなどが里山で農業を体験しました。 この棚田の稲刈り体験は、みなかみ町のＮＰＯ法人「里山環境さなざわ」が毎年、実施しているものです。約３０００平方メートルの棚田ではコシヒカリや古代米を栽培していて、２０日は、３００平方メートルほどの田んぼで古代米の稲を刈り取りました。 この体験は、みなかみ町にある利根川の源流を下流地域に暮らす人たちにも関心を持ってもらう狙いもあり、２０日は首都圏からの家族連れなど約５０人が参加しました。 参加した人たちは、親子で協力し合いながらカマで稲を刈る昔ながらの稲刈りに汗を流しました。子どもたちも大人から手ほどきを受けながら上手に稲を刈っていました。刈り取った稲は精米し、道の駅などで販売するということです。 この後、今年この田んぼで収穫した新米のコシヒカリや地元の野菜、イノシシの肉などを使った料理も振舞われ、参加者が、収穫の喜びと自然がもたらす豊かな食の恵みを堪能していました。