筑波山で滑落 80歳男性死亡 茨城・つくば
20日午前6時ごろ、茨城県つくば市臼井の筑波山にある白滝神社付近の山道で、女性から「(一緒に登っていた)男性が滑落し、呼びかけに応答がない」と119番通報があった。消防や県警が救助に向かい、約1時間後の同7時ごろ、山道脇の急斜面から約10メートル下の沢で、倒れている男性を発見した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。県警つくば署は山岳事故とみて調べている。 同署や消防によると、死亡したのは同市、無職、男性(80)。通報しためいとその娘の3人で白滝神社を参拝するため、同5時50分ごろに参道となっている山道を登り始め、約10分後に神社の約30メートル手前で滑落した。山道は幅約1メートルと細く、滑りやすくなっていたという。消防が発見時、男性は横向きに倒れていて、心肺停止だった。
茨城新聞社