実は睡眠の質を低下させている習慣3つ。歯磨き粉選びも関係していた
十分な睡眠をとることが重要なのは、誰もが知っていることではありますが、実際にやろうとすると難しいものです。 アメリカの労働者を対象とした調査では、「日中は疲れていることが多い」と回答した人は半数近くに上り、「仕事を終えると疲れている」と回答した人は70%にものぼったと、睡眠情報サイトSleepFoundation.orgは報告しています。 成人の場合は、最低でも1日7時間の睡眠が必要です。しかし、睡眠前などのいくつかの行動が、思いがけず眠りの質を低下させている可能性があるのです。 今回は安眠を妨げる意外な3つの習慣についてご紹介していきます。
1. アラームが良くない
ほとんどの人はアラームを使わないと起きられませんが、適していないアラームを使っていると、睡眠の効果が薄れてしまう可能性があります。 これに関してJules Goldberg氏は「脳にとってタイミングが悪い時にアラームが鳴ると、1日をうまくスタートすることができません」と指摘し、睡眠アプリ「Sleepwave」を開発しました。 さらにJules Goldberg氏は次のように説明していました。 深い睡眠サイクルの最中にアラームが鳴ると、「睡眠慣性」が誘発される可能性があります。 「睡眠慣性」とは、もっとも眠りが深い時や、夢を見ている最中に起こされると、体がだるく感じる状態のことです。 しかし、たとえばSleepwaveなら、アラームが鳴る時間に幅をもたせる設定ができます。アプリのモーションセンサー技術がユーザーの体の動きを検知し、自然に目覚める状態になったタイミングでアラームが鳴るという仕組みなのです。 アラーム音を変えてみるのも良いでしょう。驚いて目が覚めるようなアラーム音は、ストレスホルモンの分泌を促します。落ち着いたアラーム音を使って、睡眠の質を高めましょう。 たとえば、「時間が来ると音楽が流れはじめ、止めないでいると徐々に音量が上がっていくアラーム」または、単純に心地良いアラーム音がおすすめです。