終盤10人のオランダがダンフリース弾で追いつきハンガリーとドロー【UNL】
オランダ代表は11日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ3第3節でハンガリー代表とアウェイで対戦し1-1の引き分けに終わった。 ここまで1勝1分けでグループ2位に位置するオランダ(勝ち点4)は、折り返しとなる3戦目に向けて、ガクポやシャビ・シモンズ、ファン・ダイク、デ・リフトら主力が順当に先発。3トップにシャビ・シモンズ、ザークツィー、ガクポを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 今大会初勝利を目指す最下位のハンガリー(勝ち点1)に対し、オランダは17分にセットプレーからピンチ。右CKからソボスライがボックス手前中央へのマイナスのパスを選択すると、走り込んだロランド・サライがダイレクトシュート。しかし、このシュートは右ポストをに弾かれた。 その後、オランダは80%を超えるボール支配率で相手陣内でのハーフコートゲームを展開するが、自陣でしっかりと堅固なブロックを敷く相手の堅守を崩し切れない。 すると32分、ハンガリーにワンチャンスをモノにされ失点を許す。中盤でのボールロストからカウンターを受けると、ニキッチャーのパスを左サイドで受けたジョルト・ナジが縦への仕掛けからクロス。これをファーサイドに走り込んだR・サライが右足ボレーでゴールに流し込んだ。 先制を許したオランダもすぐに反撃。すると38分、相手のミスからボックス内での間接FKを獲得。しかし、ガクポのシュートはGKディブスのセーブに阻まれた。 1点ビハインドで前半を終えたオランダは、後半もハーフコートゲームを展開するが、なかなか決め切れない。すると76分には、ザークツィーやティンバーらを下げてマレンやブロビーらフレッシュな攻撃陣を投入。 その後、79分にファン・ダイクが2枚目のイエローカードを受けて退場するアクシデントに見舞われたオランダだったが、83分にセットプレーから追いつく。敵陣中盤で獲得したFKからガクポが右クロスを供給すると、ダンフリースがヘディングシュートを叩き込んだ。 終盤にかけては数的優位のハンガリーが攻め込む場面も見られたが、試合はそのまま1-1でタイムアップ。数的不利ながら終盤に追いついたオランダが、敵地で勝ち点1を獲得した。 ハンガリー 1-1 オランダ 【ハンガリー】 ロランド・サライ(前32) 【オランダ】 デンゼル・ダンフリース(後38)
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