Mrs. GREEN APPLE「“ひとりに帰る時間”に寄り添える楽曲であれたら」新曲『ナハトムジーク』制作エピソード
Mrs. GREEN APPLEがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」。1月22日(月)の放送では、ギターの若井滉斗とキーボードの藤澤涼架が、新曲の「ナハトムジーク」について制作エピソードを伝えました。
◆ライブラッシュ直後に制作 若井:今夜は、1月17日に配信リリースされた僕たちの新曲「ナハトムジーク」と、同じ日に公開された「ナハトムジーク」のミュージックビデオについてお話ししていきます。まずこの楽曲は、1月26日に公開される映画『サイレントラブ』の主題歌として大森(元貴)先生が書き下ろした楽曲なんですけど……楽曲制作とかどうでした? 藤澤:去年の……いつごろですか? 9月とか?(ドームライブ)“Atlantis”が終わって程なくして……? 若井:そうなのよ! あのライブラッシュ……アリーナツアー“NOAH no HAKOBUNE”のあとにドームライブ“Atlantis”があって。「ひと段落できるかな」と思った瞬間からの制作期間だったんだよね。 藤澤:そうでした。楽曲についても「あえて」って元貴は言ってたけど、僕たちにはレコーディングの段階では何も話してなくて。それぞれがどう落とし込んで、この曲をレコーディングに持ってくるか、みたいな……そういうことをやってたんだよね。めっちゃくちゃ難しかった……! 若井:いや、難しいよ! 「ナハトムジーク」って孤独に寄り添ってくれるような楽曲だから……孤独ってそれぞれじゃん。それをちゃんと音で落とし込めたらな、という思いが、たぶん元貴にはあったんだと思う。 藤澤:そうだね。ミュージックビデオのときに、元貴がちらっと話してたんだけど……夜って、みんなそれぞれ自分の孤独に帰る時間で。日中にどれだけいろんな過ごし方をしてても、眠りにつく前の目を閉じるまでの時間っていうのは、すごく“ひとりに帰る時間”だ、と。その時間がすごく大切なものだし、そこにいろんな思いを感じても、寄り添えるような楽曲であれたらな、みたいなのは、元貴の話を聞いてて自分もすごく思ったことだね。