ヤマル、アンスの代わりにバルサの背番号10オファーされれば「断らない」。EURO&五輪出場は「合理的じゃないね」|ラ・リーガ
バルセロナFWラミン・ヤマルは、EURO2024とパリ五輪の両大会に出場することについて、「論理的じゃない」との見解を示している。 まだ16歳ながらバルセロナのトップチーム、スペイン代表で活躍するヤマルは今夏、ドイツで開催されるEURO2024とパリ五輪のどちらにも参加する可能性が取り沙汰されている。 EURO2020、東京五輪に立て続けに参加したMFペドリがそれ以降に筋肉系の負傷に苦し見続けていることから、バルセロナは同じことが繰り返されるのを危惧しているようだが、ヤマル本人も同じ考えの様子。スペイン『ムンド・デポルティボ』とのインタビューで、次のように語った。 「その二つの大会に参加するのは、何か合理的じゃないね。僕はスタートを切ってから、できるだけ負担がないように、プレーし過ぎないように気をつけてきた。どちらの大会にも出場するのは意味がない」 ただヤマルはその一方で、スペイン代表のユニフォームを着てプレーすることが、自身の「夢」であるとも語っている。 「ただ、確かにスペイン代表に合流しなければならないならば、それは夢だから……。ペドリ? 彼はどういったことが起こり得るのか、その例を示しているよね」 ヤマルはその一方で、チャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、カルレス・プジョール、そしてリオネル・メッシのように、そのキャリアのほぼすべてをバルセロナで過ごしたいかを問われて、「間違い無いよ。バルサのレジェンドになれることを願っている」と返答。また現在ブライトンにレンタル移籍中のFWアンス・ファティがバルセロナに復帰せず、彼の代わりに背番号10をつけることをオファーされた場合に受け入れるかどうかを質問されると、こう返している。 「10番はアンスのものだけど、彼がここで続けないくてそうなるならば、誇り高いことだよね。どんな子供にとってもバルサの10番は夢だよ。この世界でノーと言う人間はいない。ただ、背番号はクラブが管理しなければいけないことだけどね」