「オープンソースAI」の定義をOSIが発表。テック企業の思惑に対抗できるか
国際的な規制の指針に
OSIによると「オープンソースAI」の新しい定義は、35カ国以上の関係者による長年の議論の末、決められたとのこと。この定義が、国際的な規制の指針となることを期待して、定義されたそうです。 OSIのエグゼクティブ ディレクター、Stefano Maffulli氏は 議論を進めるなかで、さまざまな意見や未知の技術領域も多々あり、時折、激しい議論が繰り広げられることもありました。繊細にプロセスを踏んできましたが、結果はプロジェクトを開始した2年前に期待したことと一致しています。あくまでも今回の定義は、さらにより広範なオープンソースコミュニティに適用するために、時間をかけてコミュニティと連携して都度改善し、継続的な取り組みの出発点です。 と述べています。
高橋真紀