開幕1軍に残れた? メンバー当落上だった選手(5)“復権”したサウスポーだが
3月29日にレギュラーシーズン開幕を迎えた2024年のプロ野球。各球団で開幕スタメン・開幕一軍争いが行われ、その陣容が決定した。特に開幕一軍メンバー争いは熾烈を極めていたが、チャンスを掴んだ者、二軍スタートとなった者で明暗が分かれた。ここでは、開幕一軍の当落線上だった選手を紹介したい。
宮西尚生(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:左投左打 ・身長/体重:180cm/80kg ・生年月日:1985年6月2日 ・経歴:市立尼崎高 – 関西学院大 ・ドラフト:2007年大学生・社会人ドラフト3巡目 2024年は前人未到の通算400ホールド達成を見据える宮西尚生だが、開幕一軍は微妙なラインとなっていた。 2007年大学生・社会人ドラフト3巡目で北海道日本ハムファイターズに入団すると、ルーキーイヤーから50試合に登板。その後もブルペンの一角を担い、2016年には42ホールドポイント(3勝39ホールド)を挙げ、最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝いた。 計3度中継ぎのタイトルを受賞。プロ入りから2021年まで14年連続で50試合登板をクリアするなど、圧倒的な実績を誇るが、2022年以降は成績を落としている。 昨季は防御率2.66と安定した数字を残した一方、登板数は31試合にとどまった。 今季はオープン戦での登板が2試合にとどまり、3月中旬以降はファームでの登板になっている。福田俊、河野竜生など中継ぎ左腕の存在もあり、開幕は二軍スタートが決定した。
ベースボールチャンネル編集部